メタボ以上に怖いロコモティブシンドローム
厚生労働省ではgate io metamask、ロコモティブシンドロームを国民病と定義づけ、本腰で予防と啓蒙対策に乗り出そうとしています。
それほど国民全体に急速に増え続けており、早い人は40代から症状が出始めている人もいます。
困ったことに名前すら知らない人がほとんどであり、知らぬ間にじわりじわりと進行していく障害だけに国民に危機感がまったくなく、放置しておけば数年後には国民のほとんどが寝たきり状態に陥ってしまいかねません。
若い頃に運動で体を鍛えていた人でも、加齢に伴って運動量は少しずつ減っていきます。
運動量が減れば当然筋肉も衰退していきます。
結果、ロコモティブシンドロームに陥る危険性はのきなみ高くなります。
ですから若い世代の運動量云々ではないのです。
そもそもロコモティブシンドロームとはどういった病気かと言いますと、骨・筋肉・関節など運動機能を司る器官が衰え移動能力が急激に減っていく障害です。
最近、
よく転びやすくなった
歩く速度が落ちた
足腰の衰えを感じるようになった
腰やひじが痛くて歩くのがやっと
など移動に困難さを感じるようになったら、すでにロコモティブシンドロームが始まっている可能性があります。
こうした症状は主に高齢者によく見られるものですので自分にはまだ大丈夫と思っている人も圧倒的に多いのですが、実は早い人で40歳過ぎたばかりの働き盛り世代から発症しているのです。
最も分かりやすいのは横断歩道の青信号です。
通常秒速1mというスピードで点滅しています。
仮に横断歩道が10mの長さだったとして、もし渡りきれなかったとしたらあなたの歩く速さは10秒以下という事になります。
原因は骨密度と深い関係があります。
骨しょう症、変形性関節症などの骨密度の低下による病気から引き起こされるケース、筋肉の低下やバランス能力低下など運動機能の低下、および運動器官のダメージなどによって発症するケースなどがあります。
ようは日ごろの生活習慣がものをいう障害と言っても過言ではありません。
そのまま放置していると症状は進行してゆき、最後は寝たきりになるか重要介護状態に陥る危険性があります。
自立した生活が遅れなくなってしまうのです。
メタボも怖いけれど同じくらいロコモティブシンドロームも怖い病気なのです。