ロコモティブシンドローム防止の食生活
ロコモティブシンドロームは老人病だと思い込んでいたら、大きな間違いです。
早い人では40代に入って発病する人も少なからずいる事から、若い世代から運動を生活の中に積極的に取り入れていくことで少しでも長く運動器に働いてもらおうという運動が整形外科専門医らを中心に進められています。
ロコモチャレンジと命名され、ロコモティブシンドロームにならないためのトレーニング方法やセルフチェックの方法などが一般公開されています。
病院にいけば関連パンフレットをすぐ見つけることができます。
ネットでも無料でセルフチェックできるページが設置されています。
PDFでダウンロードもできますからぜひ検索してみてください。
とても簡単な方法であり、家でもできます。
しかし、そうした軽い運動でも継続しなければ意味がありません。
継続していくためには普段から適切な栄養補給をなされていなければなりません。
ロコモティブシンドロームの原因の中には、メタボリックシンドロームや痩せすぎ、アンバランスな食生活も追加されています。
メタボ体型はご周知の通り、ファーストフーズやインスタント食品などの高カロリーな食生活から発症しやすいものです。
痩せすぎということの中には、過激なダイエットや偏食が原因で起きる可能性を含んでいます。
過激なダイエットは、骨をもろくし筋力低下を引き起こしますから、いずれロコモティブシンドロームに陥る可能性が高くなります。
メタボは内臓の健康を奪うだけではなく、やはり筋力を奪い骨に過重な負担を与えます。
結果的にはロコモティブシンドロームに結びついていきます。
太りすぎず痩せすぎず、バランスの良い食生活を続けていくために提唱されている理想的な食生活とはどのようなものかといいますと、1日3食の生活を欠かさないこと、その食事にはタンパク質や炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルなどの5大栄養素をバランスよく含んでいることが大切です。
様々な生活状況で簡単にはいかない部分も確かにありますから、サプリメントを上手に取り入れながら、毎日継続させていくことを心がけてみてください。
自分にはどの栄養素が不足しているか、専門医師に相談してみてください。
実際栄養指導を受けた人の大半がロコモティブシンドロームの改善に成功しています。
専門医への相談を気軽にしてみてください。